職場実習の現場から（2018年7月）

就労移行支援事業所 えがお工房8たんと スタッフの 中谷内です。
今回は現在実習に行かれている訓練生の様子をお伝えしようと思います。

今月の中旬ごろから、訓練生のTさんが石川労働局様の障害者職場実習制度を利用し、職場実習に参加させて頂いております。
Tさん自身にとっては、働くために必要な「心構え」や「技術」を認識するための貴重な期間となります。

職場実習が始まる前からかなり緊張し、実習前の打合せでは、普段より声が小さくなっていたため、「大丈夫かな？」と少し心配していました。

そんな中、実習初日の様子を伺うために実習先を訪問してみると、ハキハキと元気よく声出しをしていたTさんの姿がありました。
やはり緊張した様子ではありましたが、頑張って実習に取り組もうという意思を示すことができていました。
打合せの時の心配が杞憂だったとわかり、少し安堵しましたが、今度は頑張りすぎないかという心配も出てきました。
安定して長期間働くためには、仕事への取組みと体調管理のバランスが重要です。

連日のニュースでも報道されている通り、全国的に酷暑が続いており、熱中症で病院に搬送される方が続出しています。
ここ石川県も例外ではないので、作業中の水分・塩分補給をしっかり取るようお声掛けして実習先を後にしました。

実習の期間はそれほど長いものではありませんが、この期間の中で多くの体験をしてきてほしいと思います。

実習を受け入れて下さっている企業様には、心より御礼申し上げます。