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パソコン講座No.8「Excel:「フラッシュフィル」一つを二つに、二つを一つに!」
2018年3月2日
ITインストラクタ Pooh の パソコン講座 No.7
こんにちは。
Excelで、例えば住所録を作った時に、一つのセルに入れていた氏名を、「姓」と「名」に切り分けたりする必要がでてくることがあります。
そんな時、以前だったらデータ区切りとか、文字列操作関数など駆使してやっていましたが、今は便利な機能があります。
たしか、Excel 2013からの新機能だったはずです。以前からExcel使っている方は意外と見落としているかもしれません。
「フラッシュフィル」一つを二つに、二つを一つに!
ユーザーが入力したデータに基づいて、Excelがパターンを検知し、自動でデータを入力してくれます
氏名を姓と名に切り分ける
B列には「氏名」が 姓+スペース+名 というという形式(「姓」と「名」の間に「(半角)スペース」1つが入る)で、入力されています。
この「氏名」を「姓」、「名」でそれぞれ1列ずつに切り分けます。
- 隣の列の先頭セルに切り分ける規則となるパターン、ここでは「姓」を入力します
確定しアクティブセルを下のセルに移動します
[データ]タブ-[フラッシュフィル]をクリックします
- 「姓」だけが切り出されます
以前だったら、[データ]-[区切り位置]を利用するか、[文字列操作関数]を利用していたことが、簡単にできてしまいますね。
もちろん万能ではありませんので、Excelがどんな風にパターン認識するかは、いろいろと試してみて下さい。
姓と名に分かれたデータを1つにまとめる
逆のパターン、B列に[姓]、C列に[名]、をD列に[氏名]としてまとめます。
- D列の先頭セルに「姓(B列の値)+スペース+名(C列の値)」というパターンで氏名を入力します
[データ]タブ-[フラッシュフィル]をクリックします
- 結合できました
こちらは、以前だったら「&(アンバサンド)」あるいは[CONCATENATE]関数を利用していたパターンですね。
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