失敗して学ぶこと

【金沢市の障害者就労移行支援事業所 えがお工房８たんと日記】
こんにちは、こたじろうです。気温もぐっと下がり、とうとう雪が降ってきましたね。みなさん雪対策はもうお済みでしょうか。私はギリギリのタイミングでタイヤ交換を済ませることができたのでホッとしています。

私が事務の施設外就労に携わるようになってから6日が経ちました。まだまだ分からないことが沢山ありますが、作業の基本的なところや仕事の流れなどが分かり、周りの環境にも慣れて来ました。

今回は、そこでまた一つ学んだことがあったので、紹介しようと思います。

失敗をする勇気

私の仕事は、手書きの伝票をパソコンに入力する仕事です。具体的には、商品名が書いてある伝票を見て、その商品名がその会社の商品区分のどれになるかを選んで入力するというものです。

私が入力したものを職員の方にチェックをしてもらい、間違いがあれば修正をするのですが、回数を重ねるごとに、私はその「修正」を「失敗」と捉えるようになりました。

そして、その「失敗」が「信頼を失う行為」につながると認知してしまうがために、自分では95%大丈夫だと思っているものでも「失敗」が怖くて、入力する前に悩んだり、また質問したりして作業をしているので、なかなか作業が早くならず困っていました。

そこで、サポートスタッフの方がこう助言して下さいました。

「会社は、新人は失敗することを前提として接しているから失敗しても良いんだよ。失敗したことを吸収して、次から同じ失敗をしないようになることが学ぶということなんだ。失敗をネガティブに考えるんじゃなくて、新しい知識を得た、とポジティブに捉えると良いよ。」

その助言のおかげで気が楽になりました。「失敗」は大切なことなのですね。

「質問をする勇気」を得たら、今度は「失敗する勇気」・・・学ぶことは沢山あります。この調子で、施設外
就労で「働くにあたって必要なこと」を身につけていきたいと思います。