勉強するということ

【金沢市の障害者就労継続支援A型事業所　えがお工房たんと日記】
こんにちは、こたじろうです。

先日、病院の待合室で受験勉強をしている学生さんを見かけました。単語帳を一生懸命見つめている姿を見て、センター試験の季節がやってきたということに気づきました。

私は学生の頃、数学や化学を勉強しつつ「因数分解や化学方程式が、社会人になるために何で必要なんだ!?」と思っていました。しかし、社会に出て働いてみると、「やっぱり必要だったんだな」と思わされました。

受験勉強の役割

受験勉強には2つの役割があると思います。

一つ目は、将来自分がやりたい仕事に関して必要とされる専門知識の土台を作ること。
二つ目は、仕事で教わったことを教わっただけで終わるのではなく、なぜそうするのか、どうしたらやりやすくなるか、といったことを考えられる力を養うこと。

このように、しっかりと目的があって受験勉強というものがあるんですね。
これらのことをタイムスリップして昔の私に教えてあげたら・・なんて思ってしまいます。

もちろん、今私が受けている講座や施設外就労にも同じ要素があるので、受験生を見たら「受験生頑張れ～、大変だね～。」と他人事のように見るのではなく、「おっ、頑張ってるねぇ、私も一緒に頑張るよ！」とインスパイヤーされたいと思います。

ちなみに、文頭で紹介した学生さんは、「赤い板をかざすと赤く描いた字が消える」クラシックな単語帳を使っていました。便利なスマホアプリが沢山あるなか、あえてそれを使っている姿を見てほっこりしました。

アナログも良いですよね。