身近に良薬あり

【金沢市の障害者就労移行支援事業所 えがお工房８たんと日記】
みなさんこんにちは、こたじろうです。

新しい1年が始まりましたね。
皆さんは、どのような年越しをされましたか？
私は実家に帰りのんびり過ごしました。
正月に神社に初詣をし、甘酒を頂き大吉を当てたので、とても嬉しかったです。みなさんは、初詣に行けましたか？

今回は、プラシーボ効果を取り上げたいと思います。

プラシーボ効果

みなさんは、プラシーボ効果というものをご存知ですか？
プラシーボとは偽薬といい、症状に対して効果のない薬(ビタミン剤など)の事を言います。その偽薬を、医師が患者に「この薬は効きますよ。」と伝えて処方すると、本当に薬が効くことをプラシーボ効果といいます。

例えば、風邪で熱が出て、ぼーっとして寝れないという症状があったとします。医師は風邪薬を処方しますが、「寝れない」という症状に対しては、風邪薬の他になんでもないビタミン剤を処方して「これは寝つきをよくする薬です」と伝えて処方すると、本当に寝つきがよくなるのです。

これは「思い込み」なのですが、本当に効果があり医学的に証明されています。
また、偽薬だけではなく確信的な言葉や、権威者の言葉が人の行動を左右することもあります。これはすごいことですね。なので、私は偽薬であれ人の言葉であれ、自分が生きやすくなるものを日々アンテナを立てて探すようにしています。

例えとして、初詣の時の話をします。
私には、おみくじに書いてあった言葉と、甘酒がプラシーボになりました。

おみくじには、以下のような言葉が書いてありました。

「過去の事に捉われすぎず、先の事も心配せず、今できることを一生懸命しなさい。」

この言葉は、まさしく今私の抱えている悩みにあてはまっており、とても背中を押されました。これは認知の気づきであり、言葉としてのプラシーボですね。

また、神社で頂いた甘酒も1年頑張るためのエナジードリンクだと考えると、パワーがわいてきます。これは、偽薬としてのプラシーボですね。

皆さんも、身近なプラシーボを探してみませんか？